箸置きは便秘にいい!?
こんにちは。
今回のタイトル「箸置きは便秘にいい!?」
箸置きと便秘。一見なんの関係もなさそうな二つですが、実は関係があるんですね。
今回はそれをご説明しましょう。
そもそも箸置きとは何のためにあるのか。
箸が転がらないようにするためのもの、箸先が直接テーブルにつかないようにするためのもの、食卓を彩る飾り付けとしての役割、などが思いつくかと思います。
しかし、箸置きは「箸休め」とも言われるのをご存じでしょうか。実はここがポイントなのです!
あなたの昨日の夕飯のシーンを思い出してください。
「いただきます」の後、何から食べ始めましたか?ごはんですか?お味噌汁ですか?それともメインのおかずですか?私はいつも味噌汁から食べる派です(笑)汁物で口の中を潤してから本格的に食事モードに入ります。
次に何に箸をつけましたか?私は次はメインのおかずです。基本的に好きなものから食べてしまいたいタイプです。
そのあとは、お腹を満たすため食事に集中していたと思います。私の場合ですと、酢豚→漬物→ご飯→卵スープ→酢豚→ご飯・・・の繰り返しだったように思います。
さて、夕飯を食べ始めてから終えるまで、あなたは何回箸を置きましたか?
私はたぶん3.4回だったと思います。
これって、早食いにつながっているってお気づきですか?言い換えるとよく噛んで食べてないんです!
これがもし、1回1回箸を置いて食べていたら、ゆっくりしっかり噛んで食べることができたでしょう。
しっかり噛んで食べると、「自律神経を安定させる」効果があるんです。
自律神経が乱れると便秘しやすくなるって聞いたことあるかと思います。
さらに、よく噛めば食べ物は細かくなりますので、消化吸収がよくなります。胃腸への負担も軽減できます。
「よく噛む」
たったこれだけで便秘の原因となる事柄を2つも回避できるのです。
でも、よく噛むことを意識してもすぐにまたいつものペースになっていまいがちです。クセって怖いです。。。
なので、「箸置き」を使って次の食べ物を口にいれるまでのタイミングを遅らせてみましょう。そうすれば噛むということに集中できます。暴飲暴食も避けられますし。
是非一度実践してみてください。
医心堂 便秘担当 望月
タグ:食生活の乱れ