春の便秘 | 便秘には、一に養生・二に漢方!

春の便秘


春といえば、なぜだか何事にも「やる気」が出る季節。

新しい生活が始まる人もいれば、「何か新しいことを始めたいな」とウキウキしている人もいることでしょう。
でもその一方で、春になると便秘で悩む人が増える時期です。

毎年春になると便秘の相談件数が一気に増えます。

環境変化の大きな春は、気付かないうちに後々に響くお通じの不調を招くこともあるので、早め早めの対策が必要です。

今回は、春の便秘の原因とその予防や対策について特集します。

【環境の変化によるストレス】

春は、卒業から入学、新社会人として就職、新しい職場への転勤、転属、それにともなう引越しなど、それまでと環境が大きく変化しやすい季節です。
環境が変わると人はストレスを感じます。たとえ自分にとって嬉しい環境であっても、慣れるまでは緊張をもって過ごしています。
新しい仕事を覚えたり、人間関係に気疲れしたり、生活のリズムが変わることにより自律神経が乱れ、一時的に腸の働きが不調となり便秘になることがあります。

【寒暖差による気温の変化】

寒い冬から暖かい春へと季節が移ると、ぽかぽかと過ごしやすい日もあれば、日中汗ばむような陽気になったり、逆に日が落ちると急に冷え込んだり気温の変化が大きいのがこの季節。

気温の変化の激しさに体がなじめず、自律神経の乱れから腸の働きが悪くなる場合があります。
また、温度差が激しいのに、服装だけは春らしく薄着になるので、急に気温が下がった時に対応できず、体の芯が冷え、かくれ冷え性を起こす人もいます。冷えを起こすと腸の働きは鈍くなり便秘になりやすくなります。

花粉症やアレルギー】

冬の終りから春にかけて、花粉症や季節性のアレルギーに悩まされる人が急増します。
くしゃみ、頭痛、かゆみなどを併発し本当に辛いものです。そうしたアレルギーによる体調や体質の変化が、体のリズムを乱し、便秘へとつながる場合があります。

これらが春に急に増える便秘の主な原因と考えられます。

便秘は放っておくと慢性化していきます。春におもわぬ便秘に悩まされる場合は、医心堂にご相談ください。

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