春はたけのこで便秘改善
たけのこは1日に1m以上伸びるパワーを秘めています。
生のたけのこは調理に手間がかかりますが、とれたては絶品。
美味しくておなかにも嬉しい春野菜です。
たけのこの栄養。
栄養面の特長は不溶性食物繊維の豊富さ。この不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸収して
大きく膨らみ、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にします。
便秘を解消し、腸内の有害物質のすみやかな排泄を促すため、大腸がんや直腸がんのリスクを
下げる効果も。また、体内の余分なナトリウムの排出を促すカリウムも豊富。
通常、野菜のカリウムは茹でると流出しますが、たけのこのカリウムは減りにくいという
特長があります。 このほか、体内の酵素のはたらきを助ける補酵素となる、
亜鉛も多く含まれます。
たけのこの下ゆで
たけのこを買ってきたら、まずはあく抜きのために下ゆでを行いましょう。
外側の皮を2〜3枚むく
鍋に水と米ぬか(たけのこ3本に1カップが目安)、唐辛子(たけのこ3本に2〜3本)、
たけのこをいれ、落とし蓋をして強火で1時間ゆでる
根元に竹串が通ったら火をとめ冷めるまで待つ
冷めたら皮をむく
水洗いし、半日ほど水にさらす
たくさん食べられない方は下処理済みの茹でたけのこを使うと便利です。
おすすめレシピ
たけのことわかめの煮物
たけのこに含まれないビタミンやミネラルが豊富なわかめ。
一緒にとることで栄養バランスが良くなります。
下ゆで下たけのこを一口サイズに切り、だし汁と薄口しょうゆで煮ます。
煮えたら生わかめを加えて更にひと煮立ちさせます。
冷めても美味しいので作り置きしても良いですね。