玄米で便秘解消!
便秘の原因で病的なものを除くと腸の働きが悪い、便の量が少ないなどで便がなかなか肛門の方に押し出されないのが大きな原因になっています。
便の量が増えれば、健康な人なら便通はかなり改善されることが期待出来ます。
そこで、便の量を増やす事を考える前に、まず便の成分は何かというと食べ物のカス(栄養を搾り取ったあとの食物線維など)、腸内粘膜、腸内細菌とその死骸が水を吸ってふくれているものが便になります。
便を増やす為には食物繊維をたくさん食べると思いますが、食物繊維は便の材料になるだけでなく、腸内細菌のエサにもなるので食物繊維をたくさん食べることで、腸内細菌も増えます。
そこで出てくるのが玄米です。
玄米は、お米の周りにまだ糠が残っている状態です。
この糠には食物繊維が豊富に含まれていて、腸内細菌は食物繊維を食べて繁殖しますから、玄米を食べることで腸内細菌が大量繁殖するのを助けます。
つまり玄米に含まれる食物繊維を食べて大繁殖した腸内細菌で便の量が画期的に増えることになります。
便秘になると、大腸に便が留まる時間が増えて、便に含まれる有毒な物質が身体の中に再吸収されて、体内に留まる有毒物質が増えます。
逆に、玄米で便通が良くなれば、有毒物質は速やかに便と共に体外に排出されるだけでなく玄米(糠)の中にはフィチンという物質が含まれていて、この物質には重金属などの有害物質を体外に排出する作用もあります。
体内の有毒物質が、玄米を食べることで排出が促進されアトピーや肌荒れの原因物質を少なくしてお肌をキレイにしたり
長期的には有害物質、発がん物質を減少させることで、ガンを始め様々な病気予防にもなります。
便の量が増えれば、便自身の重みや、腸の上の方から押し出される便の圧力で肛門付近に押し出されることになります。
玄米を食べることで、便の量が大幅に増えたり、腸内最近が活発化することで便秘解消に大きな効果があります。
ただし、長らく便秘に悩まされて腸の働きが悪くなっている場合には、急に便の量が増えると、腸が対応しきれない場合もありますので注意が必要です。
その場合には玄米の量を少量から始めて見たり、運動や腸内細菌を増やす食べ物と組み合わせてみるのもおすすめです。